2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山野浩一『花と機械とゲシタルト』

山野浩一『花と機械とゲシタルト』(小鳥遊書房刊)読了。 もともとはNW-SF社から1981年にまりの・るうにいさんの装丁で出ていた本の復刊。巻末に岡和田晃氏による大部の『花と機械とゲシタルト』論、というより山野浩一論に近いものが併録されている。 北国…

マイケル・オンダ―チェ『イギリス人の患者』

マイケル・オンダ―チェ『イギリス人の患者』(土屋政雄訳/創元文芸文庫)読了。 権威ある歴代のブッカー賞受賞作の中から、投票によって選ばれた「全ブッカー賞受賞作の頂点」がこの作品ということで、復刊されたことだし、興味を持って読んでみた。映画化さ…

フリードリッヒ・シラー『群盗』

フリードリッヒ・シラー『群盗』(久保栄訳/岩波文庫)読了。 小説ではなく、五幕の戯曲。フランケン州の領主、モオル家の長男カアルが弟のフランツの策略によって父親の老モオルから勘当され、愛する女性アマリアとも引き裂かれ、何が起こったのかもわから…